【ポケモン剣盾シーズン8 使用構築】攻防一体ハピギャラエーーン(最終72位 2112)
【はじめに】
こんにちは、アポロです。
シーズン8の構築記事です。相変わらず七世代懐古厨みたいな構築使ってました。じじくさいけど自分がやりたいポケモンはこういうのだから仕方なし。
【使用構築】
【コンセプト】
・ステロ+サイクルからの積みによる崩し。
・サイクルを回せない構築に対する最低限の対面選出。
【構築経緯】
スカーフエースバーンが、スカーフ枠として必要な撃ち合い性能、スイーパー性能、型の匿秘性がいずれも優れていると感じ、構築の始点としました。
次に、蜻蛉返りからの引き先として、ギャラドスやエースバーン、カバルドンなどの物理ポケモンなどを意識したクッションとして威嚇ねむカゴギャラドスを、ポリゴン2やロトム、リザードンなどを意識したクッションとしてハピナスをそれぞれ採用し、エースバーン+ギャラドス+ハピナスを基本選出としました。
次に、これらの基本選出で対応が困難なパッチラゴンや物理地面を意識したクッションとしてアッキカバルドンを採用。
残りの二枠については非常に迷いましたが、通りが良いと感じ、構築内で重いゴリランダーやウーラオスをけん制できる残飯トゲキッスと、対面選出の駒となりながら、不利構築への運ゲや化石ポケモンへのストッパーが行える最速襷ドラパルトを採用し、構築の完成としました。
【個別解説】
※採用順
エースバーン@拘りスカーフ
※キョダイ個体
特性:リベロ
性格:意地っ張り
実数値:155-184(252)-95-*96(4)-171(252)
技:火炎ボール / 飛び膝蹴り / アイアンヘッド / 蜻蛉返り
構築の軸その1。
前述したように、撃ち合い性能、スイーパー性能、型の匿秘性がいずれも高いスカーフ枠です。相手にダイマックスを切る択を押し付けながら、有利対面は撃ち合い、不利対面は高火力蜻蛉返りから自身をスイーパーとして据えつつサイクルを展開できる点が優秀です。特性のリベロ+広い技範囲により、腐りづらく、幅広い構築に選出することができます。
技構成はスカーフエースバーンのテンプレであろう4つを選択しました。ダイウォール媒体が欲しい場面は多くありましたが、技範囲を落としてまで採用する価値は薄いと感じ、この技構成で使い続けました。命中不安に目を瞑れば最高のポケモン。
ギャラドス@カゴの実
特性:威嚇
性格:腕白
実数値:195(196)-146(4)-141(236)-*-121(4)-110(68)
S…+1でウーラオス抜き
技:滝登り / 飛び跳ねる / 竜の舞 / 眠る
構築の軸その2。ちょっぴり地雷枠。
威嚇+竜の舞+回復技を持つことで、七世代のメガボーマンダに似た運用をすることができます。ねむカゴは、環境トップメタのエースバーンに対し、物理型限定にはなりますが、後出しからダイマックスターンをやり過ごすことができる点や、欠伸や毒、火傷などによりギャラドスを誤魔化そうとしてくる相手に対し、相手から見えづらい勝ち筋を作れる点が強力でした。
Sに努力値を多く割く余裕がなかったため、相手のダイジェット持ちとの撃ち合いに強くない点には注意が必要です。
現環境のほとんどの構築にエースバーンが採用されているため、選出機会は構築内で最も多かったです。体感にはなりますが、終盤エレキボール持ちが減っていたことも追い風でした。採用率2位のゴリランダーにも強めなのも◎。
ハピナス@オボンの実
特性:自然回復
性格:図太い
実数値:331(4)-*-68(252)-95-187(252)-75
技:地球投げ / 冷凍ビーム / ステルスロック / 卵産み
構築の軸その3。特殊全般に対するクッション。
単ノーマルのクッションポケモンとしては、ポリゴン2の方がメジャーですが、裏の積みエースの抜きの補助ができるステルスロックを覚える点や、特性自然回復により、状態異常で簡単に崩されない点が差別化ポイントです。また、相手のポリゴン2に対して、ステルスロック+地球投げにより、泥沼になりづらい点や、多くのポリゴン2の下から卵産みができるため、TODに有利な点なども優秀です。
半面、物理ポケモンと撃ち合うことはほとんどできないため、デリケートな立ち回りが要求されました。特に後出しされやすいウーラオス入りに選出する際に、ウーラオスをこちらの裏のポケモンで受けることが難しいため、簡単に数的不利をとってしまう点が弱かったです。
この枠については、ステロ電磁波ラッキーと迷いましたが、ラッキーはゴーストタイプに打点を持てない点がどうしても気になってしまい、こちらを採用しました。
カバルドン@アッキの実
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-187(252)-*-93(4)-67
物理地面やパッチラゴンあたりを受ける枠。
オボンの実が余っていなかったことや、物理インフレに対し少しでも抗うため、持ち物はアッキの実。
選出は基本ハピナスとセットになるのですが、仮想敵と当たっても、カバルドン+ハピナスのサイクルが後手に回ってしまいそうな構築も多く、そのような構築には対面選出を通しにいくことも多かったため、選出率は控え目でした。相手のラム持ちに簡単にプランを崩されてしまう点や、飛行タイプに打点をもてない点が弱かったため、シーズン7上位の方が使っていた怠ける+3ウエポン型で採用すべきだったかもしれません。
トゲキッス@食べ残し
特性:天の恵み
性格:臆病
実数値:177(132)-*-115-156(124)-135-145(252)
H…16n+1
技:エアスラッシュ / 火炎放射 / 悪巧み / 身代わり
運ゲ枠その1。めっちゃ強かったです。
ウーラオス入りやドヒドイデ入り、その他飛行の通りがいい構築などに対して選出しました。
多少のサイクル参加もさせたかったため、持ち物は回復ソースとなる食べ残し。エアスラ怯みを押し付けられる範囲が広ければ広いほど強いポケモンだと感じたため最速。
技構成はエアスラ放射巧みまでを確定とし、ラスト1枠には状態異常に対する耐性を持たせるため、身代わりを採用しました。身代わりは、状態異常透かしの他にもダイマターン稼ぎや、有利対面を作った際の安定行動として、使いやすかったです。マジカルシャインを切った弊害はパッチラゴン入りに対して選出しづらいことが気になる程度で、そこまで感じることはなかったです。
体感七割五分くらい怯ませていたため、終盤信用しすぎてしまい、選出が歪んでしまうことも多かったです。最終日2日前くらいに採用したため、選出の練度不足が原因。と見せかけて多分己の心の弱さが原因。要反省。
ドラパルト@気合いの襷
特性:すり抜け
性格:せっかち
実数値:163-140-85-152(252)-96(4)-213(252)
技:ドラゴンアロー / 祟り目 / 鬼火 / 電磁波
運ゲ枠その2。1番しっくりきませんでした。
ミラーの同速全部負けたし、技が当たらないし、当ててもラムの実持ってたりするしで、強いと感じられた試合はほとんどありませんでした。
対面選出要因としてポリゴン2に対し後手に回る点も弱かったため、ミミッキュやウーラオスあたりが正解だったかもしれません。
この枠にもっとましなポケモン採用できたらもう少し勝てたはず。ここも要反省。
【選出】
雰囲気でそれっぽい出し方するんだけど基本パターンは3つ
サイクルを回しながら相手のダイマックスをやり過ごし、こちらのエースを通すのが理想。迷ったらこの選出、出しやすい。
対面選出、相手のポリゴン2が辛い。ドラパルトが全部悪い。
受け選出。パッチ入りはパッチに崩し一任しがちだからこの選出もそこそこできた。
【結果と後語り】
TNメイソン 最終2112 最終72位
TNアポロ 最高209× 最終5××位
今期は序盤から一貫した軸を使い続けており、最終日も2ロム順調に上がっていたため、もっと上を目指すつもりだったのですが、深夜2時頃に片ロム溶かしちゃったので結局最後はチキっちゃいました。
2100チャレは2ロム合わせて4回負けて、2100から潜った試合も2-4とかだったので、ひたすら勝負どころに弱かったです。昔に比べたら地力もついてきて2100までは安定するようになったけどここからなかなか勝てない、、。
今期は反省点も多かったのでまた頑張ります。8月シーズンは終盤3日くらい潜れないから多分やらんけど(笑)。
あと1人でポケモンするのそろそろしんどいので窓のお誘いとか待ってます、、。マジで!!!!!!!