ノータイトル

受けループが好きです。

【ポケモン剣盾シーズン10 使用構築】令和のキュウコンスタン(最終24位 2116)

【はじめに】

こんにちは、アポロです。

今回はシーズン10の構築記事になります。

今期は2ロム合わせて800戦くらいやりました。リアルを犠牲にしてやるポケットモンスターきもちええ、、。

 

【使用構築】

 

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PP増えてなかったり原色と色ガチャガチャしてて恥ずかしいからレンタルはなしw

個別で言ってくれる人いたら伝えます。

 

【コンセプト】

・こちらのダイマックスを強く切り、相手のダイマックスをクッションを絡めて弱く切らせる。
・全試合TODを見据えた試合展開を考える。


以上2点を構築段階から対戦中まで特に意識しました。

 

【構築経緯】
環境に強力な積み技持ち、身代わり持ちが少なく、ドヒドイデナットレイがクッションとして動かしやすいと考え、構築の始点としました。
これら2枚のクッションは、環境トップメタのパッチラゴンやウーラオスホルードなどに不利をとりやすいため、これらのポケモンに対面有利をとれるアローラキュウコンを採用しました。ドヒドナットに撃たれがちな絶対零度の一環を消すこともできます。
また、アローラキュウコンを採用する以上、オーロラベールから展開できる積みポケモンが欲しいと考え、呪い持ちのカビゴンを採用しました。
ここまでの4枠には、ダイマックスに高い適性を持つポケモンがいなかったため、残りの2枠にはダイマックスを切って強いポケモンを採用しました。
ここまでで足りていない要素として、電気の一貫切り、受け崩し、欠伸持ちや鬼火催眠ゲンガーなどを始めとした状態異常対策などが挙げられたため、ラムの実持ちのホルードを採用しました。
最後の枠には、鋼に対する崩しや、リザードンヒートロトムへの回答が不足していると感じたため、突撃チョッキ持ちのヒートロトムを採用しました。

 

【個別解説】
※採用順
ドヒドイデ@黒いヘドロ

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特性:再生力

性格:図太い

実数値:157(252)-*-224(252)-73-163(4)-55

技:熱湯 / 自己再生 / 毒々 / トーチカ

 
構築内で最も信用していたクッション枠その1。ウーラオスや物理地面を意識したHB特化。
技構成はテンプレートのもの。上位帯の多くの構築に、ナットレイモロバレルなどといったドヒドイデに有効打を持たないクッションが採用されていたため、何度も身代わりの採用を検討しましたが、この技構成からどの技を抜いても単体としての性能を大きく落としてしまうと考え、採用は見送りました。
パッチラゴンやアシレーヌとの対面を極力作りたくないため、初手に置くことは少なく、裏から有利対面を作り、毒々を展開することが多かったです。
このポケモンは、数的有利をとった後の詰め性能がピカイチなので、多少強引にダイマックスを切ってでも、数的不利をとらない立ち回りを心掛けました。

使いこめば使いこむほど長生きさせられるようになる最高のポケモン

 

ナットレイ@食べ残し

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特性:鉄の棘

性格:生意気

実数値:181(252)-114-152(4)-*-184(252)-22

技:タネマシンガン / 宿り木の種 / 毒々 / 守る


クッション枠その2。アシレーヌポリゴンZを意識したHD特化。
パッチウーラオスが環境トップの現環境では、ドヒドナットの2枚での選出は難しいと感じたため、このどちらにも大きく不利をとるこのポケモンの選出率は、おのずと控えめになりました。
毒々は主に、余裕のある対面や交換読みで選択しました。両クッションに毒々を持たせると、相手のカビゴンサニーゴなどの数値受けクッションを見ても選出択を作りづらい点が便利でした。
終盤ウーラオス+モロバレルのような並びがあまりにも多かったため、ウーラオス入りに選出しづらいこのポケモンに胞子の一貫切りを任せたのは失敗だったと思います。本当はここにモロバレルを採用したかったのですが、組み直す時間がありませんでした。反省。

 

キュウコン@気合いの襷

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特性:雪降らし

性格:臆病

実数値:149(4)-*-95-133(252)-120-177(252)

技:吹雪 / ムーンフォース / フリーズドライ / オーロラベール


主にパッチウーラオスホルードを意識したストッパー枠。
絶対零度の一貫を切りながら、パッチラゴンと両ウーラオスに有利をとれる点が、今期のドヒドナットにとても噛み合っていたと感じました。
技構成は、役割対象と撃ち合うために必要となる吹雪・ムーンフォース、水タイプとの撃ち合いに強くなるため選出がしやすくなるフリーズドライキュウコンの大きなアイデンティティとなるオーロラベールです。
オーロラベールは不利対面で無闇に押して、キュウコンを簡単に切ってしまうのではなく、水タイプとの撃ち合いの補助として使ったり、数的有利をとった後切り際に起き土産のように展開する動きが強力でした。

 

カビゴン@フィラの実

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特性:食いしん坊

性格:腕白

実数値:267(252)-130-128(252)-*-130(4)-50

技:捨て身タックル / 地震 / カウンター / 鈍い


緩いクッション兼対面性能が高い枠。
初手に置いて雑に殴りあったり、カウンターを使って裏から相手の物理ダイマックスに切り返しを行ったり、キュウコンから繋いで詰め筋として使ったりと、非常に器用なポケモンでした。
技構成は少し歪ですが、取り巻きまで考えるとこの技構成が最も柔軟にこのポケモンを動かせると考えました。
サブウェポンの地震は、ギルガルドの下からキンシを気にせず連打できることや、ダイアースの媒体となり、鈍いと合わせて自身の詰ませ性能を高めることができる点が便利でした。

 

ホルード@ラムの実

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特性:力持ち

性格:陽気

実数値:160-108-97-*-98(4)-143(252)

技:地震 / ギガインパクト / 飛び跳ねる / 炎のパンチ


電気の一貫切り、受け崩し、状態異常対策と幅広い役割を持ちながら、スタンパにも広く選出できるダイマ枠その①です。
技構成はメインウェポンの地震、ダイジェット媒体の飛び跳ねるを確定とし、今期の受け回しのトレンドであった鋼飛行+草+特殊受けのような並びに一貫する炎のパンチ、重めなヒートロトムに撃てたり、ダイマックス同士の撃ち合いに強くなるダイアタックの媒体となるギガインパクトを採用しました。ギガインパクトの枠には気分で剣の舞を採用していました。受け回しが更に簡単に崩せたり、ダイウォールの媒体となるため、こちらも使用感は良かったです。
安易にダイマックスを切ってしまうと、相手の裏のウーラオスに簡単に切り返されてしまうため、先手でダイマックスを切る際には、しっかりとウーラオスのケアが利くように注意して動かしました。

 

ヒートロトム@突撃チョッキ

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特性:浮遊

性格:控え目

実数値:157(252)-*-127-172(252)-128(4)-106

技:オーバーヒート / 10万ボルト / ボルトチェンジ / 悪の波動


リザードンヒートロトム、鋼タイプ全般を意識したダイマ枠その2です。上記のポケモンを見たときに加え、ゴチルゼル入りにも悪の波動やボルトチェンジを使って器用に動かすことができるため、選出していました。
可もなく不可もなくでいかにもロトムといったような性能でした。ホルードドヒドイデと合わせて終盤増えていた受け回しをかもれたのは偉かったです。
とっても余談ですが、七世代で初めて30位以内に入れた時もこのポケモンを使ってたので、実は隠れ相棒ポケモンです。

 

【選出】
ドヒドイデorナットレイから1、カビゴンorキュウコンから1、ホルードorヒートロトムから1が多かったです。
初手に刺さりの良いポケモンを置き、2枠目にその不利対面を解消するクッションを置き、足りない部分を3枠目で穴埋めするイメージ。選出時の思考は対面寄りです。多分。

 

【結果と後語り】
TNアポロ 最高最終2116 最終24位
TNはごろもララ 最高2050くらい

 

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今期はシーズン序盤から一貫してドヒドナットを使い続け、個人的に納得のいく形に仕上げることができ、実際に結果もついてきたため、とても満足のいくシーズンでした。
構築自体のパワーは低く、1手の選出ミスやプレイングミスが負けに直結することが多かったのですが、その分使い手の技量が色濃くでる構築で、回していてとても楽しかったです。
最終日覚えてるだけでも10回くらいプレミしてたから反省点はまだまだたくさん。
次潜るのは冠の雪原が解禁されたシーズンになると思います。次は一桁目指すぞ! おわり