ノータイトル

受けループが好きです。

【ポケモン剣盾シーズン25 使用構築 あけおめラキイベルラオス】(最高2068/最終47位 2024)

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閲覧ありがとうございます。

また、あけましておめでとうございます。

アポロです。シーズン25お疲れ様でした!

最後までは勝てなかったけど9時まで大きく溶かすことはなかったし、途中いい感じのところまでいけたので簡単に構築について書きます。


シーズン24に使用した構築をベースに考えました。

https://blog.hatena.ne.jp/apollo_K_4/apollo-k-4.hatenablog.com/edit?entry=13574176438038523092

ドヒドイデの枠を、増加傾向にあったバンギラスやラッキーが入った構築に負荷をかけられつつ、ドヒドイデの役割対象を対面的に誤魔化せる鉢巻水ウーラオスに変更。

初見殺し要素の強かったカプ・コケコの枠を、汎用性を持って選出しやすい電気タイプである嘴サンダーに変更。

それに伴い、他のポケモンの型も微調整していきました。


以下ゆるめな個体解説です。


f:id:apollo_K_4:20211201202438p:plainイベルタル@命の珠 

ダークオーラ

臆病 B4 C252 S252

悪の波動 デスウィング 不意打ち 羽休め


伝説枠。

前期と比較して一貫を作りづらい構築が多く刺さりはあまりよくなかったように感じました。

前期はザシアン軸に選出する口実を作るための熱風を採用していましたが、今期は採用されている伝説に大きな偏りがなく、ザシアンが際立って多いように感じなかったため、ザシアンピンポイント寄りなこの技は切りました。

代わりに採用した不意打ちは、ダイアークでラッキーを2発でまとめられる点や、お互いにダイマックスを切りあった後に自身をストッパー、スイーパーとして残すことができる点が強力でした。


f:id:apollo_K_4:20211201202506p:plainカバルドン@アッキの実

砂起こし

腕白 H252 B188 D68

臆病珠サンダーのダイジェット確定耐え

地震 氷の牙⇆ステルスロック 欠伸 怠ける 


物理受け枠。

最終日以外は氷の牙の枠にはステルスロックを採用していました。

採用率トップのサンダーに行動保証を持たせることで、選出や立ち回りの幅が広がると考えこの調整です。物理耐久を削った弊害として、たまーにザシアンの巨獣斬巨獣斬で倒されました。しかしそれ以上にこの調整を根拠に立ち回って拾えた試合の方が多かったので、間違ってなかったと思います。

とにかく撃ち合える範囲が広く、砂と欠伸で相手の裏を確認しながら削りを入れつつこちらの勝ち筋を選択できる点が非常に強力で、構築内で1番信用していました。


 

f:id:apollo_K_4:20211201202546p:plainラッキー@進化の輝石

自然回復

図太い B252 D132 S124

麻痺下の準速エースバーン抜き

地球投げ 電磁波 身代わり 卵産み


特殊受け枠。

ドヒドイデが抜けたことでウーラオスが重くなってしまったので、少しでもウーラオス入りに動かしやすくなるよう電磁波身代わり型で採用しました。

イベルタル+ウーラオスで攻撃的なサイクルを形成する際に中間のクッションとして投げることが多く、前期よりも雑に扱う試合が多かったです。


f:id:apollo_K_4:20211201202645p:plainメタモン@拘りスカーフ

変わり者

生意気 H252 D252

変身


ザシアンや積みアタッカーに対するストッパー枠。

カバルドンと組み合わせることでどんな構築にも60点程度の選出は保証してくれました。

イベルタルが苦手なザシアンやゼルネアスに対して比較的強く動かせる点が、イベルタル軸のスカーフ枠としてマッチしていると改めて感じました。 


連撃ウーラオス@拘り鉢巻

不可視の拳

意地っ張り H4 A252 S252

水流連打 インファイト 雷パンチ 冷凍パンチ


流行りのラッキーやバンギラス入りの構築に大きく負荷をかけられる崩し枠です。

雷パンチと冷凍パンチは、水格闘の範囲に対してタイプ受けしにきたポケモンたちに簡単に数的有利を取れる点が強力でした。

1手の釣り交換や交換読みで大きくアドバンテージを稼げるポケモンなので、相性が不利な構築に対しては積極的に読み行動をしかけました。


サンダー@鋭い嘴

静電気

臆病 B4 C252 S252

10万ボルト 暴風 熱風 羽休め


イベルタルを選出できない構築に選出するダイマックスアタッカーです。

構築単位で重たい水フェアリータイプのポケモンにも比較的強く出ることができます。

ザシアンだけではなく、ザシアンをコピーしたメタモンのストッパーとして採用されやすいヌオーやドヒドイデに強いことから、サンダー+カバルドン+メタモンの選出がサンダー受けのいないザシアン軸に対して綺麗にまとまることが多かったです。


以上。


使用TNはシールド。

最高

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最終

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2期連続の最終1桁を目指しましたが、あと1歩及びませんでした。

悔しいけど日付変わったくらいから朝9時までずっと2000帯で戦えて楽しかった。

悔しいけどまたがんばります(;;)


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!


【ポケモン剣盾シーズン24 使用構築 グッドナイトイベループ】(最終9位 2087)

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【はじめに】

閲覧ありがとうございます。アポロです。

今回はシーズン24の構築記事です。

自信作なので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

【使用構築】  

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ラッキーはパージュさんから、他5体はyouさんから借りました。

2人ともありがとうございます...。

【コンセプト】

・サイクルを回しイベルタルメタモンを通すor受け駒で詰ませる。

・壁展開からイベルタルメタモンを通す。

【構築経緯】

dopoke.hatenablog.com

シーズン序盤にこちらの構築を使用したところ、イベルタルカバルドン、ラッキー、ドヒドイデの使用感が特に良かったため、構築の軸としました。

f:id:apollo_K_4:20211201202438p:plainf:id:apollo_K_4:20211201202506p:plainラッキードヒドイデ

上記の4体でザシアン軸、ゼルネアス軸、イベルタル軸ミラー以外には、対応可能だと判断し、残りの2枠でこれらの構築に強く出られるポケモンを採用することに決めました。

1枠目には、ザシアン軸に滅法強く、ラッキーとの連携により最低限ゼルネアスにも対抗できるスカーフメタモンを採用しました。

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2枠目には、ザシアン軸にメタモンを通すにあたって、相手のダイマックスアタッカーに対応できつつ、メタモンザシアン対面を作るための対面操作ができるポケモンが欲しかったため、HBカプ・コケコを採用しました。他の対面操作クッションと比較して、イベルタル軸ミラーや、ステロ欠伸展開に強く出られる点を評価しました。

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f:id:apollo_K_4:20211201202506p:plainf:id:apollo_K_4:20211201202438p:plainf:id:apollo_K_4:20211201202546p:plainf:id:apollo_K_4:20211201202604p:plainf:id:apollo_K_4:20211201202727p:plainf:id:apollo_K_4:20211201202645p:plain

 

【個体解説】

※採用順

f:id:apollo_K_4:20211201202438p:plainイベルタル
特性:ダークオーラ 
性格:臆病
実数値(努力値):201-*-115-183(252)-120(12)-165(244)
持ち物:命の珠
技構成:悪の波動 デスウィング 熱風  羽休め

伝説枠です。ダイマックス下での制圧力が非常に高く、極端に不利をとる伝説も少ない事から、このポケモンを選択しました。

型はザシアン軸にも臆せず選出したかったため、熱風を採用した命の珠型としました。

努力値はほぼCS振り切りですが、素早さはミラーの特性発動順でS関係を断定できるよう臆病の244振りにとどめました。これにより最速イベルタルに対して下から羽休めを押す選択肢も生まれるため、活きる機会はそれなりにありました。

このポケモンダイマックスを切るタイミングがとにかく重要なため、数ターン先まで見据えて試合の中で最もアドバンテージが取れるタイミングでダイマックスを切れるよう常に意識して立ち回りました。

 

f:id:apollo_K_4:20211201202506p:plainカバルドン
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値(努力値):215(252)-132-187(252)-*-93(4)-67
持ち物:アッキの実
技構成:地震 氷の牙 欠伸 怠ける

物理受けです。構成はテンプレートなアッキの実型です。

他の物理受けポケモンと比較して、イベルタルがお互いにダイマックスを切り合った際に相性関係が曖昧なエースバーンやランドロスカイリューなどに受け出せる点が非常に優秀でした。

また、地面タイプであることからボルトチェンジを誘いづらい点や、初手で対面したカイオーガに対して下から天候を張り替えられる点が、後述するラッキーを安全に着地させるために重宝しました。

一致弱点を突かれない限りはほとんどの物理ポケモンに受け出すことができるため、非常に信用して選出していました。

 

f:id:apollo_K_4:20211201202546p:plainラッキー
特性:自然回復 
性格:呑気
実数値(努力値):335(76)-*-62(252)-*-148(180)-49
H...16n-1
S...最低値
持ち物:進化の輝石
技構成:地球投げ 歌う ステルスロック 卵産み

特殊受け枠兼運ゲ枠です。

技構成は地球投げと卵産みを確定として、サイクルを回して戦う対戦が多かったことから、サイクル下で相手にしっかりと負荷がかけられるステルスロックと歌うを採用しました。有利対面で撒いたステルスロック+歌うやカバルドンの欠伸によって、イベルタルのダイジェットの起点を作る動きが強力でした。

また素早さは最遅を取りました。これにより下から歌うを当てられる範囲を広げつつ、受け回し構築で一貫が切りづらい欠伸ループも抜けられるようになります。

環境トップのサンダーに受け出しからアドバンテージを取ることができる点、環境に少なく対策が薄くなりがちなムゲンダイナや黒バドレックス、ジガルデなどを自然と誤魔化せる点、ステロ歌うにより受け崩しの補助も担える点などから、どんな構築にも採用を検討できるほど強力なポケモンだと感じました。

 

f:id:apollo_K_4:20211201202604p:plainドヒドイデ
特性:再生力 
性格:図太い
実数値(努力値):157(252)-*-224(252)-73-163(4)-55
持ち物:黒いヘドロ
技構成:熱湯 毒々 トーチカ 自己再生


主に水タイプ、氷タイプの一貫を切るための枠です。具体的には白バドレックスやウオノラゴン、ガラルヒヒダルマガマゲロゲなどが入っている構築に対して選出しました。

役割対象に物理アタッカーが多いためHB特化とし、技はサイクル下で負荷をかけられるよう毒々トーチカを採用しました。

イベルタルとの相性補完に優れており、ドヒドイデの役割対象からこの2体に一貫する技がほとんどありません。そのため、2体でサイクルを回しながらダイマックスターンや毒ダメージを稼ぐ展開が多かったです。ウーラオスに対しても同様で、水悪両方のほぼ全ての型に対してこの2体で対処することができます。

しかしこれは相手からも認知されており、終盤は初手イベルタルに対してノータイムでドヒドイデに抜群で通る技を押されることも少なくありませんでした。そのためこの枠には別のポケモンを検討しても良かったかもしれません。

 

f:id:apollo_K_4:20211201202645p:plainメタモン
特性:変わり者
性格:生意気
実数値(努力値):155(252)-*-*-*-*-61
S...最低値
持ち物:拘りスカーフ
技構成:変身


ザシアンを中心としたここまでで重めなポケモンたちに対する切り返し枠です。参考元の構築では、この枠にはドリュウズが採用されていましたが、今期はメタモン対策の薄いザシアン軸が多かったことからメタモンを採用しました。

後述のカプ・コケコと組み合わせることで、イベルタル軸が一般的に不利とされるザシアン軸に対して高い勝率を保つことができました。

このポケモンを採用することで、選出段階から立ち回りまで取れる選択肢が格段に増えるため、玄人向きのポケモンだと感じました。(PS低めな僕には向いてなかったかも...)

 

f:id:apollo_K_4:20211201202727p:plainカプ・コケコ
特性:エレキメイカー 
性格:臆病
実数値(努力値):175(236)-*-137(252)-115-95-168(20)
HB...A特化ザシアンの巨獣斬を87.5%で耐える
S...最速サンダー抜き
持ち物:光の粘度
技構成:ボルトチェンジ 草結び リフレクター 光の壁

メタモンと合わせてザシアン軸への対策として採用した補完枠です。

努力値振りはザシアンの巨獣斬を耐える確率を上げるためのHBベースです。

技構成はザシアン対面で選択してメタモンを着地させるためのボルトチェンジカバルドンラグラージに対する打点として草結び、珠アタッカーの初手ダイマックスに対応するためのリフレクター、光の壁の4つです。壁ターンを伸ばすために持ち物は光の粘度を採用しました。

この型のカプ・コケコを採用することで、メジャーなザシアン軸の序盤の動きである

①初手ザシアン

②珠アタッカーによる初手ダイマックス

カバルドンラグラージによるステロ欠伸展開

の3つの動きに対してカプ・コケコ+イベルタル+メタモンと選出することで対応が可能になります。

具体的には、

①...ボルトチェンジからメタモンを着地、メタモンザシアン対面ができつつ、相手のザシアンはこちらのイベルタルのダイバーン圏内。

②...壁を貼りイベルタルを着地させて、羽休めを絡めてダイマックスを枯らしつつ、こちらのダイマックスで切り返し。カプ・コケコの上から動いてくる珠エースバーンにはダイアタックから入られることがほとんどなので1回耐えつつボルトチェンジからメタモンを着地し、飛び膝蹴りで処理。

③...状況を見て壁を貼りつつ、草結びorエレキフィールド下のイベルタルの羽休めで欠伸展開を阻害。

といずれも有利な展開を作ることができます。明確なザシアン受けが用意されているザシアン軸に対してはこの限りではないですが、それ以外のザシアン軸には上記の展開により高い勝率を保つことができました。

ミラーが不毛になりやすいイベルタルミラーにおいても、壁を貼ることでイベルタル同士での撃ち合いに強くなるため、有利に戦うことができました。

【選出と立ち回り】

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基本選出です。イベルタルダイマックスから受け駒で詰めるか、サイクルを回して相手を削りつつ、イベルタルダイマックスを通すかが主な勝ち筋です。

 

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主にザシアン軸にする選出です。カプ・コケコで有利な盤面を作りながらイベルタルorメタモンを通しにいきます。詳しくはカプ・コケコの項で書いたとおりです。

 

基本はこのどちらかで選出がまとまることが多いですが、そうでない構築に対してはダイマックスや歌う、メタモンを使った立ち回りなどを絡めて最低限相手の6体を誤魔化しきれそうな選出を考えました。

 

【結果と後語り】

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TNアポロ 最終9位(2087)

 

ここ数シーズンは最終1桁順位を目指して潜っていたので無事達成できてとても嬉しいです。

構築についても満足のいくものが組めたので良いシーズンになりました。

次は1位を目標にまた頑張りたいと思います。

最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

【ポケモン剣盾シーズン22 使用構築】ドントループダイナループ(最高207×/最終122位 2038)

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目次

 

【はじめに】

閲覧ありがとうございます。アポロです。

今回はシーズン22の構築記事です。

悔しい結果に終わってしまいましたが、またしばらく潜れなくなるかもなので思い出作りに…。

【使用構築】

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【コンセプト】

ステルスロックゴツゴツメット、砂ダメージの削りから高速アタッカーを通す。

ゴチルゼルに極力隙を見せない。

 

【構築経緯】

前期使用感の良かったムゲンダイナ+エアームドの並びを構築の軸としました。

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相手のムゲンダイナやカイオーガなどの特殊アタッカーに対する引き先として、ラッキーを採用しました。

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ザシアン軸に対してムゲンダイナ、エアームドと一緒に選出するポケモンとして、ザシアンの上から行動できつつ、威嚇やステルスロック、蜻蛉帰りから有利なゲームメイクができるスカーフランドロスを採用しました。

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ここまでで重いガラルヒヒダルマヒードラン、その他ドラゴンタイプや地面タイプのごまかし枠として、スイクンを採用しました。

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最後の枠には、黒バドレックス軸に最低限抗えるポケモンとして、フェローチェバルジーナなどを検討しながら、最後まで迷走していました。最終的には、黒バドレックスに加え、イベルタルやホウオウなどの個体数が少なめの伝説枠も同時に対策できるバンギラスを採用しました。

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完成!

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【個体解説】

※採用順

 

f:id:apollo_K_4:20210901193657p:plainムゲンダイナ

特性:プレッシャー
性格:臆病
実数値(努力値):229(108)-*-116(4)-182(132)-117(12)-200(252)
・H…10n-1
・DL調整
持ち物:命の珠
技構成:流星群 ヘドロ爆弾 火炎放射 自己再生

 

構築の軸その1。ムゲンダイナミラーや遅いザシアンに対して有利に立ち回れるよう最速命の珠型で採用しました。

技構成は、命の珠型のテンプレートであるヘドロ爆弾、火炎放射、自己再生に加えて、流星群を採用しました。火力の目安として、ステルスロック込みで、H振りのランドロスやサンダーを縛ることができます。命の珠流星群の火力は、相手に想定されづらく、多くの勝利に貢献してくれました。

今期は、対面するだけで試合が終わりかねないゴチルゼルや、ヤドキングヒードランなどの特殊受けポケモンが環境に多く、前期よりもムゲンダイナを動かしづらい環境だったと感じました。

 

f:id:apollo_K_4:20210901195343p:plainエアームド

特性:頑丈 
性格:図太い
実数値(努力値):172(252)-*-209(236)-*-90-93(20)
S…ミラーとゴチルゼル意識
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:ステルスロック 吹き飛ばし 挑発 羽休め

 

ムゲンダイナとの相性補完に優れた構築の軸その2です。ゴツゴツメットステルスロックなどの削りから、裏のエースアタッカーを通すのが主な役割です。

今期は努力値を少し素早さに回し、挑発を採用しました。終盤環境に多かったゴチルゼルエアームドに対して上から挑発をすることで、有利に試合を展開することができます。

前期に引き続きこのポケモンの使用感は良く、かなり信用して選出していました。もっと環境に増えても良いポケモンだと思います。

 

f:id:apollo_K_4:20211001170250p:plainラッキー
特性:自然回復
性格:図太い
実数値(努力値):357(252)-*-62(252)-*-126(4)-70
持ち物:進化の輝石
技構成:地球投げ 身代わり 小さくなる 卵産み

 

運ゲ枠です。ゼルネアス軸やメテオビームムゲンダイナ軸など、崩しを特殊ポケモンに任せている構築には、有利な運ゲを仕掛けることができます。

努力値は、受け回しミラーでのTODを意識してHBに振りきりました。これにより陽気ガラルヒヒダルマの氷柱落としを2耐えすることができるため、スイクンヒヒダルマに受け出しダメージを確認しながら、スカーフ型であればこのポケモンスイクンで、鉢巻型であればムゲンダイナやランドロスで処理するルートを取りました。

構築内に毒菱や鬼火などのこのポケモンを強く動かせるギミックを取り入れてあげることができれば、もっと誤魔化せる範囲が広がったと思います。反省。

 

f:id:apollo_K_4:20211001171043p:plainランドロス

特性:威嚇
性格:陽気
実数値(努力値):165(4)-197(252)-*-112-100-157(252)
持ち物:拘りスカーフ
技構成:地震 ストーンエッジ 蜻蛉帰り ステルスロック

 

主にザシアン軸に選出するためのスカーフ枠です。

削れたザシアンを上から縛れることに加えて、エアームドに撃たれるワイルドボルトを読んでの着地や、威嚇を入れながら蜻蛉帰りでエアームドバックなど、ザシアン軸に多様な動きを取ることができます。

また、カイオーガ軸に対しては、このポケモンの蜻蛉帰りでカイオーガの潮吹きの火力を削ぎながらラッキーに引き、眼鏡型へのケアを利かせました。

地面の一貫が切られた構築が多いことに加え、ダイマックスもないため、スイーパーとしての性能はイマイチでしたが、威嚇や蜻蛉帰りなどで小回りを利かせながらダメージレースを進めることで、有利なゲームを作ってくれました。

 

f:id:apollo_K_4:20211001170533p:plainスイクン

特性:プレッシャー
性格:図太い
実数値(努力値):207(252)-*-180(228)-110-135-109(28)
S…前期構築記事の遅いヒードラン抜き
持ち物:カゴの実
技構成:熱湯 冷凍ビーム 瞑想 眠る

 

主にヒードランやガラルヒヒダルマ、ドラパルトあたりを意識した誤魔化枠です。エアームドが選出できない時の地面物理アタッカーの処理の役割も担ってくれました。

残飯が余っていたため、持ち物の選択は迷いましたが、状態異常技に抵抗をつけたかったため、ねむカゴ型で採用しました。

冷凍ビームは、ドラバルトやジガルデあたりを意識して採用しました。環境に氷技を持ったスイクンが少なかったことから、ケアがされづらく使用感が良かったです。

ゴチルゼル入りに選出しづらいこと以外は、誤魔化せる範囲が広く、実際に選出しても腐ることが少ないことから、強力なポケモンだと感じました。

 

f:id:apollo_K_4:20210901201303p:plainバンギラス

特性:砂起こし
性格:意地っ張り
実数値(努力値):207(252)-204(252)-130-103-121-81(4)
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ロックブラスト 噛み砕く 地震 冷凍パンチ

 

黒バドレックスやイベルタル、ホウオウの対策枠です。

ムゲンダイナが受けられない黒バドレックス軸は、初手に黒バドレックスが選出されることがほとんどだったため、このポケモンを合わせ、初ターンに即ムゲンダイナに引き、水ウーラオスとの対面から流星群で崩しにいきました。この立ち回りに気づけてからは、勝率が著しく低かった黒バドレックス軸に対して、五分程度に戦うことができるようになりました。

ホウオウ入りに対しては、同じく初手に出てきやすいホウオウにこのポケモンを合わせ、一旦引かせることで、ラッキーを他の受け駒に対して安全に着地させながら、TODを狙いにいきました。

 

【選出】

・ザシアン軸→f:id:apollo_K_4:20211001171043p:plainf:id:apollo_K_4:20210901193657p:plainf:id:apollo_K_4:20210901195343p:plain

・ムゲンダイナ軸→f:id:apollo_K_4:20210901193657p:plainf:id:apollo_K_4:20211001170250p:plain@1

・黒バドレックス軸→f:id:apollo_K_4:20210901201303p:plainf:id:apollo_K_4:20210901193657p:plain@1

カイオーガ軸→f:id:apollo_K_4:20211001171043p:plainf:id:apollo_K_4:20210901193657p:plainf:id:apollo_K_4:20211001170250p:plain

・ゼルネアス軸→f:id:apollo_K_4:20210901193657p:plainf:id:apollo_K_4:20211001170250p:plainf:id:apollo_K_4:20210901195343p:plain

選出を決めていたのはこの辺りです。この選出ができない時は、スイクンで誤魔化すことが多かったです。

 

【結果と後語り】

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↑画像あった最高レート

 

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↑最終順位

朝7時すぎくらいの40位後半がマックスだったので最高2070ちょいとかだと思います。

 

ここまで読んでくださった方はありがとうございました!

悔しい結果に終わってしまいましたが、久々にぶっ続けで9時まで潜ったので、思い出として記事に残しました。

そろそろ爆勝ちして中堅プレイヤーの域を抜けたいけど、ポケモン難しくてなかなか叶わない。

でも勝てなかったシーズンの後の方がモチベ湧くので、次潜るシーズンにしっかりぶつけたいです。

おわり。

 

 

 

 

【ポケモン剣盾シーズン21 使用構築】なんちゃってエンジェループ(最終19位 2137)

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目次

 

【はじめに】

閲覧ありがとうございます。アポロです。

今回はシーズン21の構築記事です。

久々に受けループを組んでみました。

けっこううまくまとまったと思うので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

【使用構築】 

f:id:apollo_K_4:20210901200645j:plain

 

【コンセプト】

・状態異常+サイクルで相手を詰ませる。

・サイクルによる削りからムゲンダイナ、ミミッキュを通す。

・並び単位でのシナジーを意識し、選出択を極力減らす。

 

【構築経緯】

スカーフミミッキュで試合のテンポを掴み、裏の受け駒で詰める動きが強力だと感じ、構築の軸としました。

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禁止伝説枠には、高い数値と技範囲の広さから、一般ポケモンに対して無類の強さを誇るムゲンダイナを採用しました。

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ミミッキュ+ムゲンダイナの並びで、相手のほとんどの一般ポケモンに対応することができるため、残りの枠には環境に多い伝説ポケモンに対応するための駒として、ハピナス、ヌオー、バンギラスをそれぞれ採用しました。

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ここまでの5枠で、地面の一貫がある点や相手の積みポケモンに弱い点、相手のサイクルを崩しに行けるプランに乏しい点などが気になったため、ステロ吹き飛ばしを持たせたエアームドを採用しました。

完成!

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【個体解説】

※採用順 

f:id:apollo_K_4:20210901193308p:plainミミッキュ@拘りスカーフ
特性:化けの皮
性格:陽気
実数値(努力値):131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
技構成:戯れ付く シャドークロー 鬼火 トリック

 

構築の軸です。相手の物理ポケモンに鬼火を刺したり、耐久ポケモンにトリックをすることで、試合のペースを握っていきます。化けの皮一枚でさまざまなポケモンを機能停止に追い込むことができ、非常に使用感が良かったです。             

スカーフミミッキュ+受け駒の並びは、受け回しをするときにありがちな、初手の出し負けにより交換を強いられ不利サイクルを作られる展開が格段に減るため、自分本位のゲームメイクをしやすい点が強力です。

黒バド軸に対しては裏に置き、バンギラスとの役割集中により相手の物理受けを崩した後、このポケモンを通す展開を目指すこともありました。

ほとんどの対戦で選出した本構築のMVPです。

 

f:id:revolver_13:20210901092707p:plainムゲンダイナ@黒いヘドロ
特性:プレッシャー
性格:控えめ
実数値(努力値):241(204)-×-116(4)-198(116)-117(12)-172(172)
技構成:ダイマックス砲 ヘドロ爆弾 マジカルフレイム 自己再生

revolver-13.hatenablog.com

↑こちらの型を使用しました。

 

禁止伝説枠です。アーゴヨンの攻撃性能とドヒドイデの耐久性能を兼ね備えたような最強ポケモン

単体でも十分すぎるスペックを持つこのポケモンですが、裏の補助技持ちのポケモンと組み合わせることにより、その真価を発揮します。

技構成は、地面タイプやドラゴンタイプ意識のダイマックス砲、フェアリータイプや耐久ポケモン意識のヘドロ爆弾、鋼タイプや特殊全般意識のマジカルフレイム、回復技の自己再生です。毒々や身代わりの採用も検討しましたが、技範囲の広さがそのまま対応範囲の広さに直結すると考え、3W+自己再生で使い続けました。

サイクルの中で自身の一貫を作り抜いていく動きや、マジカルフレイムや自己再生を絡めて詰ませにいく動きなどを、盤面に応じて選択できる点が非常に強力でした。

 

f:id:apollo_K_4:20210901194621p:plainハピナス@綺麗な抜け殻
特性:自然回復
性格:穏やか
実数値(努力値):331(4)-×-62(252)-95-205(252)-75
技構成:地球投げ シャドーボール 電磁波 卵産み

 

対ムゲンダイナやカイオーガを主に意識した特殊受けです。ただし、毒々を持ったムゲンダイナや火力アップアイテムを持ったカイオーガは、単体で対処しきれないため、裏のムゲンダイナやミミッキュを絡めて対応していました。

持ち物は、ヒードランゴチルゼル、渦潮持ち水タイプの対策として綺麗な抜け殻を採用しました。実際に活きる場面は多かったため、この選択は正解だったと思います。

終盤上位に多かった黒バドランドラオスの並びは、黒バドが眼鏡持ちでハピナスに打点を持たない個体が多かったため、黒バド入りに選出できるようシャドーボールを採用しました。実際にはシャドーボールがあったおかげで拾えた試合はなかったので、技構成についてはもっと考察を深めるべきでした。

役割対象に対しては、しっかり仕事をしてくれましたが、その取り巻きに強くないせいであまりしっくりこなかったので、変更するならこの枠だと思います。

 

f:id:apollo_K_4:20210901194916p:plainヌオー@ゴツゴツメット
特性:天然
性格:図太い
実数値(努力値): 202(252)-105-150(252)-×-86(4)-55
技構成:地震 毒々 守る 自己再生

 

ザシアン対策枠です。実際にはザシアン側が真っ先に意識して構築を組むのがこのポケモンなので、安定した対策とは言えませんでした。

ゴチルゼルや未来予知持ちのエスパータイプ全般に強いゴツメギルガルドとの変更も検討しましたが、カバルドンやジガルデが重くなってしまう点を嫌ってヌオーを使い続けました。

また今期のウオノラゴンは、拘り鉢巻を持った個体がほとんどだったため、守るで技を確認してからムゲンダイナやミミッキュに引く動きをよくとりました。そのため、撃ってくる技が固定されない寝言持ちのウオノラゴンに頭を悩まされることが多々ありました。

 

f:id:apollo_K_4:20210901201303p:plainバンギラス@拘り鉢巻
特性:砂起こし
性格:意地っ張り
実数値(努力値):175-204(252)-130-×-151(244)-83(12)
技構成:ストーンエッジ 噛み砕く 地震 馬鹿力

 

黒バド、ムゲンダイナ、イベルタル、ホウオウあたりに強めな崩し枠です。

相手の受け寄りのサイクルは、ミミッキュのトリックやエアームドのステロを絡めながらこのポケモンで崩しにいきました。

未来予知持ちのエスパータイプ+物理アタッカーの並びに対しては、エスパータイプにこのポケモンをあわせ、裏の物理ポケモンに通る技を選択して誤魔化すことが多かったです。

読み行動を通した際のリターンが大きいため、積極的に釣り交換や交換読みを仕掛けました。強力なポケモンではありましたが、技選択や砂ターン管理の難しさ、メインウエポンの命中不安、弱点の多さから、安定した試合運びができるポケモンではないため、選出回数は極力減らすよう心掛けました。

 

f:id:apollo_K_4:20210901195343p:plainエアームド@食べ残し
特性:頑丈
性格:図太い
実数値(努力値):172(252)-×-211(252)-×-91(4)-90
技構成:ボディプレス ステルスロック 吹き飛ばし 羽休め

 

地面の一貫切り、日食ネクロズマやゼルネアスなどの積みポケモン対策、サイクル崩しの補助など、構築に足りていない要素を綺麗にクリアしてくれた補完枠です。

使用率トップのランドロスに後出しから安全にステロを展開できる点が強力でした。

食べ残しは、ランドロスヒヒダルマ、ウーラオスなどの蜻蛉帰りから頑丈を保護するために採用しました。他にも鉢巻ウーラオスの技のPPを枯らしたり、サイクル中に羽休めを押す回数を減らしてくれたりと、有用に働く場面は多かったです。

サイクル戦で後手に回りそうな構築に対しては、このポケモンのステロ吹き飛ばしからムゲンダイナミミッキュをむりやり通しにいく展開をとることもありました。

 

【選出】

ミミッキュ+ムゲンダイナ+相手の伝説枠に強めなポケモンの3体で選出することが多かったです。

ただし、ヒードラン入りや受け回しに対しては例外です。

ヒードラン入りには、ハピナス、ヌオー、バンギラスの中から2体以上選出するようにしていました。

受け回しには、ミミッキュ+バンギラスをベースに考えて、@1には、TODを視野に入れる場合にはムゲンダイナを、ステロを撒きたい場合にはエアームドを、相手のムゲンダイナに厚くしたい場合にはハピナスをそれぞれ選出することが多かったです。崩しきれそうにない構築に対しては、こちらも相手に崩されない選出をして、判定勝ちを狙いにいきました。

 

【結果と後語り】

TNさくま 最高最終2137 最終19位

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久しぶりに最終日に上位帯で戦えてとても楽しかったです。構築については、最終日1週間前くらいまでは自信があったのですが、終盤増えた黒バド軸や水ウーラオスゴチルゼルへの対策が薄く、最終1桁圏内まで勝ちきれる気がしなかったため、30位以内に残れそうなラインで保存しました。

受け構築使ったことある人はわかると思うんだけど、終盤選出段階から勝てる気しない構築がいきなり増えまくるあの現象なに…!?

 

スペシャルサンクス】 

・色個体を貸してくれたyouさんはぎもんよしこぽけ

・最強ポケモンハイブリッドムゲンダイナを考案してくれたチャンタ

・最終日通話に付き合ってくれたたまちん、海道くん

 ありがとーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

構築名は最推しプレイヤーのたまちんが6世代の頃よく構築に名付けていた”エンジェループ”から。見た目もそれとなく意識して組みました。

 

blog.livedoor.jp

 

今期は久しぶりに潜っていたようなのでリンクを載せておきます。キッズなので。

blog.livedoor.jp

 

たまちんかわいい

 

おわり

ムゲンダイカップ感想

楽しかった。

 

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構築なかったらレートで使うかもだから一応持ち物隠す☹️

 

結果は9-6の25位。

前に出た7世代の第3回ボスラッシュは勝ち負けトントンの1500フィニッシュとかだったからちょっと成長🍭

みんなポケモン上手くて楽に勝てる試合はなかったけど全試合ドキドキしながら戦えてめっちゃ楽しかった。

TOD多めで全試合消化しきれなかったのだけ心残り。

 

次回もあったら参加したい。その頃にはもう社会の歯車と化してると思うし、へなちょこ老害になってるかもしれんけど🥲

【ポケモン剣盾シーズン14 使用構築】コブナス運ゲ(最高208x/最終53位 2068)

こんにちはアポロです。シーズン14お疲れ様でした!

今月からルール変わるし構築もイマイチだからさらっと記録だけしておきます。

 

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軸は前期と同じハピナマコサンダーを使いました。

エスバフェロはいずれも終盤爆増してたラグラージ絡みを意識して採用。

ガマゲロゲはナットやノラゴンが減少傾向にあり、水の通りが良い構築が多いと感じたこと、終盤多かったポリドヒドに対して1枚で強めに出られることを評価して採用しました。

 

さらっと単体解説

ハピナス@ヨプの実

トラアタ 放射 瞑想 産み

図太い H4 B252 C180 D20 S52

トラアタ+ダイアタックでウーラオスを倒せる火力を確保しつつ、麻痺したウーラオスを抜けるくらいにSに努力値を割きました。

誘いやすい鋼の処理速度を上げるために放射を入れました。上位ではヨプを盾にした強引なDMをケアされることを頭に入れて立ち回る必要があったため、前期と比べ選出率は少し落ちました。ていうかはっきり言うと…弱かったです…。所詮は1発芸。

 

ナマコブシ@残飯

図太い H252 B252 D4

カウンター 毒 守る 再生

全偶発サンダー対面自己再生で居座りました。1回しか4ななかったです。これに気づけてからは立ち回りにかなり余裕が出来ました。今期もたくさん珠アタッカーに破壊されました。お疲れちゃん。コイツはけっこう強かった。

 

・サンダー@ゴツメ

臆病 H252 C4 S252

10万 暴風 怪電波 羽

怪電波ミラーが多く、怪電波→下からボルトチェンジをされて積みアタッカーに崩される展開が多く、対サンダー性能は高いとは言えませんでした。それに加えて終盤多かったドサイやドリュに対する明確な引き先もいないため、前期よりも選出しづらかったです。

念願の特性パッチが手に入ったので、フェローチェエスバが水ラオスと対面した際に引き先とできるようにゴツメ静電気で採用しました。特性パッチをくれたくろこさんありがとう…。

 

・エースバーン@ラム

意地っ張り H4 A248 D4 S252

火炎ボ 膝 ギガパク ビルド

終盤多かったラグラージ対策として最終日急遽投入しました。ラグラージ対面ビルドでアドをとった後に、裏のカイリューやサンダーに打点を持てるようギガインパクトを採用しました。

マジのガチの最強モンスターでもっと早く強さに気づけてたらもう少し勝ててたと思います。

 

フェローチェ@襷

陽気 A252 D4 S252

インファ 蜻蛉 プルアク フェイント

ラグ絡みに一貫をとりやすいこと、カウンターに依存せずパッチのストッパーができることを評価して採用しました。+1ノラゴンチラゴンを上から叩けるように陽気最速。BBはAに欲しかったけどチラゴン重すぎるからいたしかたなし。エスバゲロゲの初手ダイマの後の詰めのコマとして使うことが多かったです。

 

ガマゲロゲ@珠

控えめ C252 D4 S252

ドロポン 大地 こごかぜ 毒

水高火力の押しつけが通りやすい構築が終盤多いと感じたこと、同じく多かったポリドヒドの崩しとなれることから採用しました。

初手DMからストリーム押してるだけで勝てる試合も多く強かったです。また、ポリ2やサンダーなどの相手のサンダー受けに毒を刺しこちらのサンダーで詰ませる動きが強力でした。

DMが切れた後にも毒やこごかぜを上から押せるため、裏にアタッカーを置いた際にも受けコマを置いた際にも詰めに貢献できる点が偉かったです。

 

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TNアポロ

最高208x 最終2068 53位

TNさくま

最高202x 最終19xx

 

最終日の7時頃に22位くらいから10位台の方にマッチングしたので勝てたらワンチャン21のれてたかも(?)

単純な考察不足、構築の下振れ要素の多さ、それに伴う運負け後の立ち回りの雑さが反省点でした。

構築の弱さを宇宙プレイングで誤魔化していた典型的なよくないシーズンって感じでした。また頑張ります。1桁遠いンゴ〜、、。

ハピナマコあれこれ

・目次

 

【はじめに】

こんにちは、アポロです。

普段はシーズン終わりにあげる構築記事くらいでしかこのブログを更新することはないのですが、世間情勢の関係で暇な時間が多くなってしまったので、前期使用して手応えを感じたハピナスナマコブシの軸についてもう少しお話したいと思います。

興味のある方はぜひお付き合いくださるとうれしいです><。

 

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【軸の解説】

まずは、ハピナスナマコブシの軸について、軽く解説したいと思います。数値や覚える技についての話と前期の記事に書いた内容が中心なのでさらっと読み飛ばすくらいでもOKです。

種族値は以下の通り。

ハピナス 255-10-10-75-135-55

ナマコブシ 55-60-130-30-130-5

いずれも耐久方面に長けた尖った種族値となっています。特にハピナスの特殊耐久力は凄まじく、HDに努力値を振らず、特防に性格補正をかけずとも、C特化珠サンダーのダイジェットを2発耐えることができます。

このハピナスの特殊耐久に伴い、ハピナマコの並びでは、相方のナマコブシはHBに寄せた型で採用されることが多いです。技については、自分から攻撃する技を覚えないことが特徴的で、水浸しや毒々、守る、カウンター、自己再生あたりから選択されることが多いです。他にも優秀な補助技を多数覚えるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ハピナスの型については、総合的な耐久値に重きを置き受けを行うことに特化したBD振りや、火力を持ちつつ居座れる範囲を増やしたBC振り、物理方面に対する役割を放棄し、本来の特殊受けの役割に特化したCD振りなど様々です。またタイプがノーマルタイプであり、技の選択肢も豊富なので、取り巻きに合わせて様々な型を選ぶことができます。

以上のように豊富な型選択の可能なハピナマコの並びですが、全ての型に当てはめてお話をしてしまうと、一貫性のない記事になってしまいかねないので、本稿では、私が前期使用した以下の型を前提にお話ししていこうと思います。

 

f:id:apollo_K_4:20210101202722p:plainハピナス@ヨプの実

特性:天の恵み

性格:図太い

努力値:H4 B252 C252

技:トラアタ 冷B 瞑想 卵産み

 

f:id:apollo_K_4:20210101202003p:plainナマコブシ@食べ残し

特性:天然

性格:図太い

努力値:H252 B252 D4

技:毒々 守る カウンター 自己再生

 

簡単にそれぞれの型の採用意図を述べます。

ハピナスは特性天の恵み+追加効果持ちの技で、有利対面で積極的に運要素を押し付けていく動きが強いと考え、上記の構成としました。サンダーのボルチェンから投げられるウーラオスやエースバーンを、トラアタ+ダイアタックで処理した際に、裏のサンダーを相手できるだけの体力を残すため、持ち物はヨプの実を選択しました。一応ダイマックスをせずともウーラオスの鉢巻インファやエースバーンの珠膝などは耐えるので、場合によってはダイマックスをせずに素でトラアタ連打も選択肢とすることができます。

ナマコブシには、対面したウーラオスをどんな型でも処理できるように、カウンターを採用しました。シーズン中盤はカウンターの枠に水浸しやバトンタッチを採用していましたが、いずれも強力だったので取り巻きに合わせて選択するのが良いと思います。持ち物は守るを絡めて体力管理がしやすくなる食べ残しを持たせました。

 

詳細

apollo-k-4.hatenablog.com

 

【ハピナマコの強み】

次にハピナマコの軸としての強みを、3つにわけて紹介したいと思います。

①対応範囲の広さ

②@1に選出するポケモンの選択肢の広さ

③型判別を目的とした様子見行動のしやすさ

順に解説します。

 

①対応範囲の広さ

まずはこちらをご覧ください。S14現時点でのシングル採用率ランキングです。

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対戦相手がどういった型を採用しているか、また対戦時の状況や運要素などによっても左右されてしまうのですが、このランキングと私が前期使用したハピナマコの型を照らし合わせると、ゴリランダーとカミツルギ以外は、ハピナマコで浅く広く見ることができます。もちろんハピナマコ2匹VS相手の6匹で対戦するわけではないので、@1に選出するポケモン次第でより完成度の高い選出を組むことができます。

特に受け回しにおいてウーラオスに好き勝手にされない基本選出は、カバラキやポリドヒドなど他の受け回しにはない魅力と言えるでしょう。

 

②@1に選出するポケモンの選択肢の広さ

①で述べたようにハピナマコの並びで、環境上位のポケモンを浅く広く対応することができるので、選出の@1に置けるポケモンの選択肢も豊富です。

@1には、ハピナマコと一緒にサイクルを回し、より頑丈なサイクルを形成する駒を選出することはもちろんできますが、ハピナスの瞑想+トライアタックやナマコブシの毒々など、相手の受けポケモンを崩す手段も豊富なので、受け駒による崩しから通すポケモンを選出することもできます。

今シリーズのような同じプールで長い期間戦うシリーズにおいては、軸に対する理解が構築や立ち回りの完成度に繋がりやすいため、軸を変えずに環境に合わせて幅広い選出や構築を組める②の強みは特に活きてくると思います。

 

③型判別を目的とした様子見行動のしやすさ

これらはカイリューボーマンダなどといった型を読み間違えると大火傷しかねないポケモンの相手をする際に特に有効になってきます。

ドヒドイデカバルドンといった他の物理受けは、カイリューボーマンダと対面した際に、龍の舞や珠特殊技などの相手の型や行動に一貫した安定行動は持ちづらいです。しかしナマコブシは特性の天然を活かしカイリューボーマンダ対面で一旦守るを選択することにより、相手の型や行動を見てから次の一手を選ぶことができます。(龍の舞であれば毒or再生、特殊技であればハピナス引きなど。)

ドラパルトについては、身代わり持ちやダイホロウをケアするとこの限りではないので注意が必要です。(ダイホロウによるこちらのBダウンは特性天然でも無効化できないため。)

 

【相性の良い取り巻き】

前期の記事に書いたポケモンを書いても面白くないのでそれ以外から紹介します。

ドラパルト

ハピナマコに弱点をつける格闘、草、電気を全て半減以下に抑えることができます。また特性すり抜けによってナマコブシが苦手とする身代わり持ちにも強くでることができます。鬼火や電磁波などの多彩な補助技によりハピナマコの受けサイクルを補佐できる点も強力です。

 

カイリュー

耐久に寄せてハピナマコで重めなゴリランダーやカミツルギ、エースバーンの引き先とするも良し。初手DMからハピナマコで詰めにいくも良し。

 

Galarian Formガラルヤドキング

ハピナスの役割分散をしつつ、炎技や地震をもつことで、ハピナマコが苦手なナットカグヤやショック持ちのウツロイドなどの相手をすることができます。特性再生力によってサイクル適正が高い点も◎。

 

【おわりに】

いかがでしたでしょうか。受けの並びのなかではまだまだマイナーなハピナマコですが、決してスペックは低くなく、1人でも多くの方に触って欲しいと考え、この度本稿を執筆致しました。この記事をきっかけに少しでもハピナマコの魅力が伝われば幸いです。ここまで触れなかったけど見た目や語感も実はお気に入り。

ご質問・ご感想などは@mesprit_no48lまでお願いします。

ここまで読んでくださりありがとうございました!