【USMシーズン14 使用構築】マンダラキムドー(最高最終レート2151、最終28位) 2ロム2100達成
【使用構築】
ラッキー@進化の輝石
グライオン@毒々玉
ゲッコウガ@気合いの襷
【コンセプト】
・サイクルで削りを入れ、ボーマンダ、ゲッコウガ、ミミッキュの一貫を作る。
・サイクルを回すことが厳しいと判断した構築に対しては、対面選出で誤魔化す。
・それでも厳しそうな構築に対してはお祈りギロチン。
【構築の経緯】
フォロワーのユユユヨヨ(@rururyo323)が前期使っていたラキグライムドー+ゲコミミの並びが強そうだったのでパクりました。
メガ枠には1番使い慣れているボーマンダを採用し構築の完成としました。
【個別解説】
ボーマンダ@メガストーン
特性:威嚇→スカイスキン
性格:臆病
調整:183(100)‐×‐151(4)‐161(164)‐112(12)‐185(228)
HB…威嚇込みで特化メガリザードンXの逆鱗6.2%
S…S一段階下降でS補正なしのキノガッサ+1
BD…メガシンカ前DL調整
技構成:ハイパーボイス/火炎放射/身代わり/羽休め
本構築のメガシンカ枠。HP4振りだとサイクルを回すには多少許ないと感じたため、少し多めにHPに努力値を割きました。
ラキグライムドーの受けを崩すために出てくるランドロス、カミツルギ、ルカリオ辺りに対して後出しからある程度の切り返しが可能となり、ラキムドーが無力な鋼タイプへの打点を持てるS補正をかけた特殊型で採用しました。
技構成はメインウェポンのハイパーボイス、前述の通り鋼タイプへの打点として火炎放射、サイクルを回すために必要不可欠となる羽休めに加えて、今回は身代わりを採用しました。
身代わりを持つことで得られる主な恩恵としては、
・ギルガルドとの対面で、こちら有利な択を仕掛け続けられるようになること
・陽気で岩石封じを持った型以外のキノガッサに対面から勝てるようになること
・終盤の詰めの際に、他のポケモンによって刺した毒や呪いなどの定数スリップを多く稼げるようになること
などが挙げられます。
ボーマンダの持つ身代わりは、メガシンカ前の特性である威嚇との相性も良く、羽休めと合わせて持ち前の数値の高さを実感できる強力な技だと感じました。
受けコマと共にサイクルを回しつつ終盤のスイーパーとして用いたり、ゲッコウガミミッキュと共に対面的な選出のコマとして用いたりと、多岐に渡って活躍してくれました。
ラッキー@進化の輝石
特性:自然回復
性格:図太い
調整:345(156)‐×‐62(252)‐×‐138(100)‐70
HB…特化カプ・テテフのサイコフィールド下サイコショック確定2耐え
HD…特化霊獣ボルトロスの特化+2気合玉Z確定耐え
技構成:地球投げ/毒々/ステルスロック/卵産み
環境に存在する多くの特殊アタッカーに対して比較的安定して後出しから削りを行える特殊受けポケモン。
この構築のような受け構築に対して投げられる特殊アタッカーの多くが、Zクリスタルや悪巧み、挑発などを持っていて、ラッキー単体で受け切ることは困難だと判断したため、ラッキーで削りを入れてから裏のゲッコウガやミミッキュを絡めて処理を行えるような選出、プレイングを心掛けていました。
ラッキーの地球投げ、回復技に加える2ウェポンは優秀なものが多く、私もどの技を採用するか非常に迷いましたが、今回はステルスロックと毒々を採用しました。
ステルスロックは、受け回しで対処しづらいリザードンやボルトロス、ギャラドス辺りに刺さり、裏の攻めコマを通す際にも重宝しました。
毒々は、環境に多く存在する攻めコマ+受けコマで組まれた構築に対しての選出の圧迫の解消を主な目的として採用しました。
グライオン@毒々玉
特性:ポイズンヒール
性格:慎重
調整:177(212)‐121(44)‐145‐×‐139(252)‐115
技構成:地震/ハサミギロチン/挑発/羽休め
崩し枠。
主に共有パやナットドラン、受け構築に対して選出しました。
裏でのケアがしづらい不利対面が多いため、選出できる機会は多くありませんでしたが、選出できる構築に対してはしっかり仕事をしてくれました。
グライオンの挑発+ラッキーのステルスロックによって、通常のギロチングライオンでは崩すことのできないエアームド絡みのサイクルも楽に崩すことができました。他にも、滅び型だとわかっているゲンガーに対して挑発から入ることによって1:1交換をとられることを防げたり、起点作りカバルドンに仕事をさせずに交換を強要させることができたりと、挑発が生きる場面は少なくなかったです。
特性:頑丈
性格:腕白
調整:171(252)‐106(44)‐206(212)‐×‐90‐90
技構成:ブレイブバード/毒々/鉄壁/羽休め
S11で多くの受け回し使いが結果を残して世に広まったブレバエアームド。
幅広い物理アタッカーに対して後出しから受け、削りが可能ですが、特殊炎技やグロウパンチなどの役割破壊技が様々なところから飛んでくるため、慎重な立ち回りが要求されました。特に今期は上位帯に意地雷パンチメガメタグロスが多く、物理受けのエアームドは向かい風だと感じました。
技構成は、身代わり舞マンダに単体で勝つために最低限必要なブレバ、毒々、羽休めを確定として、ラスト1つの技スペースには、主にクチートと剣舞ミミッキュを意識して鉄壁を採用しました。クチートをエアームドで見る選出をする際には、後出しメガ前クチートで威嚇を入れ、急所の試行回数を稼ぐ立ち回りをされないように気をつけて立ち回りました。剣舞ミミッキュに対しては、後出しした後に鉄壁を2回積むことができれば、そこから羽休めを連打しゴツメで削りきる立ち回りをとると、急所の負け筋を潰すことができます。
ゲッコウガ@気合いの襷
特性:激流
性格:控え目
調整:147‐×‐88(4)‐155(252)‐91‐191(252)
技構成:波乗り/悪の波動/水手裏剣/毒々
高い対面性能を持ちながら、ストッパー、スイーパー、崩しをいずれも高い水準でこなすことができる襷激流ゲッコウガ。
初手に投げて対面的に扱いながら数的優位を取りに行く動きや、激流圏内に入った自身をスイーパーとして残す動き、削りの入った崩しポケモンに後投げし上から縛りに行く動きなど、様々な動きをとることができる点が非常に強力でした。
毒々は耐久ポケモンに毒を刺して崩しにいく機会よりも、こちらからの有効打のないボーマンダやギャラドス、スイクンに対する起点回避として使う機会が多かったです。特にこの構築のような受け構築では、受けコマによってこれらのポケモンを処理しにいこうとすると、挑発や身代わりによって起点にされ崩されかねないので、挑発や身代わりの上から刺せるゲッコウガの毒々は重宝しました。
最終日前日までは、悪の波動の枠を守るで使用していましたが、最終日にメガゲンガー軸に勝ちきれず、レートが伸び悩んだため、怯みによる上振れの期待も込めて、急遽悪の波動を採用しました。狙い通り最終日は多くのメガゲンガーを狩ることができたため、変更は正解でした。
特性:化けの皮
性格:陽気
調整:131(4)‐142(252)‐100‐×‐125‐162(252)
技構成:じゃれつく/影打ち/剣の舞/呪い
汎用ストッパー兼ジャラランガZの一貫切り兼害悪系統対策。
ミラーや意地メガメタグロス、カプ・テテフ、ポリゴンZ辺りを意識して陽気最速をとりましたが、Sに補正をかけていない100族付近のポケモンの上をとれる機会も多く、最速をとった恩恵は大きかったです。
無難にめっちゃ強かったです。
【キツイポケモン、並び】
挙げるとキリがないのですが、特にやばいのを挙げていきます。
・挑発Zバンギラス
まともに相手取れるのがミミッキュくらいしかいません。
ヒトムグロスに入ってるやつは裏を無理やり削りはミミッキュの一貫作ることを意識して立ち回っていました。テッカグヤみたいな物理受けといるやつはミミッキュとバンギラスの対面を作り物理受けを釣ってグライオンでお祈りギロチンしてました。
ほとんど勝てた記憶ないです。
・怒り挑発カプ・レヒレ
ラッキーが削られて裏の特殊ポケモン通されがち。
ゲンガーいるから対面選出したいのにラッキー出せないからレヒレが削れないせいでゲコが通らない。
【結果】
TNアポロ
最高2131最終2055
最終156位
TNノエルぽけ♪
最高最終2151
最終28位
よほどマッチングが悪くなければ、あと1勝できたら2ページ目に入ることができ、最高レート、最高最終順位も更新だったのですが、2151に到達した試合が急所による運勝ちだったかつ集中力が完全に切れていて、このまま潜り続けても溶かしてしまうと判断したため、上記のレートで保存しました。
結果に関しては概ね満足しているため、悔いはないです。
最高レートチャレは5回くらいありましたが、全て負けてしまいました><。サブの21チャレも5,6回失敗したし土壇場に弱い…。
次にここまでこれる機会があったら、勝ちきれるように頑張ります。お疲れさまでした!
【USMシーズン13】反省文
↑サムネ用
ひたすらに勝てなかった、、。
みんながちらほら2000乗せ始めた辺りには1800に乗って喜んでたし、最初に2000に乗せたのが最終日前日の早朝でUSMシーズンの中で1番遅かったし。
何かの間違いで最終日上振れて結果出せたりしないかな〜とか思ってもみたけどそんなに甘くはなかった(><)
原因は色々思いつくけど1番はやっぱり構築煮詰めきれなかったことだと思う。
序盤から使い続けた軸を捨てて最終日5日前に使い始めた構築で最後まで潜る沼っぷり。
おかげで選出もプレイングも構築の細部もガバガバだったし勝てるわけない。
今期は早めに軸を定めてしっかり自信が持てる構築と一緒に最終日を迎えたいです。
めっちゃネガティブな文章になっちゃってすみません(T▽T)
良い結果が出せた方は本当におめでとうございます!
シーズン終わった瞬間はもう2度とやるかこんなゲーム!ってなったけど寝て起きたら悔しさ込み上げてきたから今期も頑張ります。
しばらくやめられそうにないこのゲーム(笑)
今期はいつもより期間が長いみたいなのでこのチャンスを絶対にものにできるように頑張りたいと思います。
S14でもよろしくお願いします。
確か最高2029だったと思うんだけど写真撮ってなかった💩
【USMシーズン12】結果報告と感想
こんにちは、アポロです。
↑並びはこんな感じ
TN…アポロ
最高レート…2071
最終レート…1972
最終日前日の22時頃までは前期の構築を少しいじった並びで潜って2038までいったのですが、そこから怒涛の6連敗をきっかけに1820くらいまで溶かしたため、やけになって使い始めたのがこの並びでした(笑)。
並びを変えてからはすいすいレートが上がり2071までいったのですが、そこから流れを崩してしまい、最終日7時半の段階で希望のなさそうなレートまで溶けてしまったため撤退という形をとりました。
構築記事については、即興で組んだため粗だらけかつ、この並びをもう少し煮詰めてみたいと感じたため、今回はなしという形をとらせていただきました。
今期は2100を目標に潜っていたため達成できなかったのは悔しかったですが、初めて最終日に20帯でたくさん潜ったり、初のワンデイ20を達成できたりで嬉しいこともいくつかあったので自分としてはそこそこ満足のいくシーズンとなりました。
最終日の1週間前に手違いで20ロムレリセしたり、最終日前日の夜にレートを200溶かしたりといったショッキングな出来事もありましたが、そこからなんとか持ち直すことは出来たので、メンタルもなかなか鍛えることができたと思います(笑)。
とは言ってもやっぱりシーズン終盤に仲良い人たちがいい結果出しまくってるのは、嬉しい反面やっぱりとても悔しいので、来期はやれることは全てやって上位を目指したいと感じました。
↑初のワンデイ2000(≧◡≦)
並びは最終日のと似てるけど中身は全然違います。
【USMシーズン11 使用構築】カビマンダガルド (最高2057、最終1852)
【はじめに】
こんにちは! アポロです。
皆さん、シーズン11お疲れさまでした。
今回は自分がシーズン11において使用していた構築の記事です。
是非最後まで読んでいってください!
中身は最終日までコロコロ変えていたので、ここでは最高レート達成時に使用していたものを紹介します。
【使用構築】
ボーマンダ@メガストーン
ギルガルド@ハガネZ
カビゴン@フィラの実
モロバレル@気合の襷
【構築の経緯】
まずは、構築の経緯の説明からさせて頂こうと思います。
今期の序盤はなかなか構築の軸が定まらずレートが伸び悩んでいたため、前期の上位構築の記事を読み漁っていたところ、前期最終21位を達成しただい木冬さんの構築記事(下にリンクを貼っておきます)が目に留まり、臆病最速3ウエポンのメガボーマンダの性能に興味を持ち、これを軸とすることに決めました。
まず軸とする特殊メガボーマンダの採用は確定。
ボーマンダで崩せない数値受けを崩すことが出来て、かつボーマンダとの相性補完が優れたハガネZギルガルドを採用。
この2体が不利をとりやすい特殊アタッカーに対するクッションとなり、ボーマンダやギルガルドを通すために必要となる削りを行える半分回復実カビゴンを採用。
ボーマンダやギルガルドと並べることによって、カバマンダガルドの並びを相手に意識させることが出来て、かつボーマンダの苦手なバンギラスやメタグロス、ミミロップなどを受けることが出来るゴツメカバルドンを採用。
サイクル下で隙を見せると全抜きされかねない積みアタッカーのストッパーとして、ABミミッキュを採用。
最後にここまでで重たいミミッキュやキノガッサへの対抗手段として、モロバレルを採用し、構築の完成としました。
【個別紹介】
ボーマンダ@メガストーン
性格:臆病
実数値:171(4)-×-150-172(252)-110-189(252)
技構成:ハイパーボイス/流星群/大文字/羽休め
本構築の軸。
九割以上の試合で選出していました。実質メガボーマンダ介護スタン。
多少の削りを入れれば、環境トップのメガ枠の3すくみとなっているボーマンダ、メタグロス、リザードンに上から殴り勝てるのは強いと感じました。
両刀型と違って耐久の甘いメタグロスが後出しされた際には、ハイボ+大文字で縛れるようになる点もgood。
また、後出しされるHBカバルドンやビルドランドをハイボ2発で落としたり、ビビヨンや呪いミミッキュ、バトンバシャーモなどの身代わり持ちにハイボを貫通させてイージーウィンを収める機会も多かったです。
しかし、上から殴ってくるような特殊アタッカーに対しては滅法弱い点や、流星群や大文字といった命中不安技を当てなければ負けという場面がどうしても生まれてしまう点に使いづらさを感じました。
今期の話をすると、想定していた以上に環境に最速ボーマンダが多く同側対決により勝負が決する機会が多かったのもウィークポイントの一つだったと思います。
選出率1位。
ギルガルド@ハガネZ
性格:意地っ張り
実数値:159(188)-112(252)-171(4)-×-172(12)-87(52)
技構成:アイアンヘッド/影打ち/剣の舞/キングシールド
ボーマンダで崩せない数値受けを崩す役割。
役割、タイプ相性共にマンダと補完が優れていて、マンダガルドという選出はこの構築の中で最も信用していました。
受け出しもしやすく、崩し性能も申し分ないものでしたが、崩し役をこのポケモンに一任していたため、このポケモンを選出できないような構築に耐久ポケモンがいた際には毎回頭を抱えていました。
択ゲー嫌いなのでこのポケモンは恐らくもう使いません。
選出率3位。
カビゴン@フィラの実
性格:意地っ張り
実数値:254(148)-144(4)-117(252)-×-143(100)-51(4)
技構成:八つ当たり/地震/欠伸/リサイクル
相棒枠。ボーマンダが苦手とする特殊アタッカーに対するクッションの役割。
ノーマル地面という広く等倍以上をとれる範囲から行える削り、欠伸による対面操作や裏のポケモンの確認、裏のマンダと絡めて重たいテッカグヤに対するPP枯らしなど広い範囲で活躍してくれました。この構築で対策の甘いカバルドン展開に対して、このポケモンで欠伸をいれることにより誤魔化す場面も多かったです。
対応の難しいゲッコウガに対して比較的強いのも偉かったです。カビゴンでは受けきれない身代わり持ちの激流水Zゲッコウガに対しては、2回目の身代わりのタイミングでマンダに引き、ハイパーボイスによって処理していました。
恩返しの枠は、耐久の甘いメガボーマンダの身代わりを壊したり、放射→オバヒでカビゴンを落としにくるメガリザードンYに勝てるようになる捨て身タックルの採用もアリだと感じました。
選出率2位。
性格:腕白
実数地:215(252)-132(252)-187-×-93(4)-67
技構成:地震/氷の牙/毒々/怠ける
Hbd振りの木の実カバルドンと使い分けていましたが、結局最適解はどちらかわからないままシーズンが終わってしまいました。上に挙げたようなロップ軸やバンギ軸に厚くするならこっち、サンダーや霊獣ボルトロスを絡めたサイクルパやオニゴーリ軸を意識するなら木の実持ちの方だと思います。
自分自身がこのポケモンをあまり信用していないこともあり、ロップやバンギを見たときにしか出していなかったです。
選出率6位。
性格:意地っ張り
実数値:161(244)-143(156)-113(108)-×125-116
技構成:じゃれつく/影打ち/トリックルーム/呪い
上の4体で重かったバシャーモやギャラドス、霊獣ボルトロス、オニゴーリあたりに対する誤魔化し枠。
トリル→呪いでギルガルドに繋ぎ全抜きを狙う展開も少なくなかったです。
2000に初めて乗るまではトリルの枠を剣舞で使っていましたが、柔軟な試合展開を狙いたかったことや、自分が積み技を使うのが苦手だったことを理由に、この技構成に落ち着きました。
選出率4位。
モロバレル@気合の襷
性格:図太い
実数値:219(236)-×-134(252)-105-103(20)-50
技構成:ギガドレイン/イカサマ/クリアスモッグ/キノコの胞子
ミミガッサに蹂躙されることに嫌気が差し最後に採用したポケモンであり、この構築内で最も迷走していた枠。
ミミガッサの裏によくいるカプ・テテフやリザードンと対面してしまっても、最低限の仕事が行えることや、ストッパーとしての性能が各段に上がることを評価し、持ち物は気合の襷としました。
最終盤はオニゴーリが増えることを予想したことや、受け回しが上位に多いことを聞き、モロバレルよりはまだゴーリや受け回しに強く出ることができるジャローダを採用していましたが、途端に勝てなくなってしまったので、この変更が最終日のラストスパートに失敗した原因だったと思います。
選出率5位。
【最終結果】
TN:アポロ
最高レート:2057
最終レート:1852
写真は最高レート達成時にゲームの画面撮り忘れたのでPGLのスクショです。
【最後に】
改めてシーズン11お疲れさまでした。
自分の今期の感想を一言で述べさせていただきますと、とっっっっっても悔しい結果に終わってしまいました。
終盤はそれなりの期間1900後半から2000前半の間で戦えていましたが、最終日前日の昼間に2000を割りそのままズルズル溶かしていき、最終日は1800後半から1900前半をウロウロし続け結局2000に復帰することはできずに、シーズンを終えてしまいました。
実は最終日にラストスパートをかけたのは今期が初めてだったのですが、想像していたよりもしんどくて、集中しきれないまま潜り続け対戦数だけ重ねていき、終いには気持ちが完全に切れ最終日の5時頃に撤退という形になりました。
この反省をしっかりと活かし次に潜るシーズンには必ず2100セカンド童貞を卒業したいと思います…w
最後にこの構築を組む上で参考にさせてもらった構築のURLを貼っておきます。
くろこさん
だい木冬さん
それではこの辺で失礼させて頂こうと思います。
ここまで読んでくれた方はありがとうございました!
【USMシーズン9 使用構築】ヒトムレヒレグロスサイクル (最高最終レート2153、最終順位22位)
【はじめに】
こんにちは。アポロです。
S9お疲れさまでした!
今回は、自身初となる構築記事を書かせていただきました。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
また、今回の構築を組んでいくにあたって、S7シングルレートにおいて1位を獲得されているえびかんさんの構築を大いに参考にさせていただきました。まだ読んでいない方は、下にURLを貼っておくので、そちらの記事も是非一緒に読んでみてください。(えびかんさんには許可を頂いております。)もっとも、自分なんかの記事を読んでくれるような方の中には、えびかんさんの記事を読んでいないなんて方はほとんどいらっしゃらないと思いますが(笑)。
ebikann.hatenablog.com
↑えびかんさんの記事のURLです。
【使用構築】
【構築の経緯】
まずは、構築の経緯から説明させていただこうと思います。
自分は、ポケモンのレーティングバトルを始めて以来、受けループや受けサイクルなどの受け気質な構築を好んで使用してきました。しかし、このような受け気質な構築が向かい風となっている現在のUSM環境では、S8 のように極端に受け気質な構築の刺さりが悪いシーズンでも、勝てるような構築を扱えないと、安定して結果を残していくことは難しいと考えました。そこでS9では、いつものような受け気質な構築ではなく、ある程度攻めっ気のある構築で戦っていくことを決意しました。
と、考えてはみたものの、いきなりを軸とした積み構築や、を軸とした対面構築などは扱える自信がなかったため、自分が比較的得意とするサイクル戦を行いやすくて、かつS8の終盤から増え始めていたに強いを軸とした構築を組んでいくことを決めました。
まず軸となるの採用は確定。次に、を数値で受けに来るや、、などを起点にできて、かつとセットで相手のやなどへの回答となるリフレク瞑想を採用。次に、電気の一貫を切ることができて、かつをタイプで受けに来るや、、などに比較的強いHDギロチンを採用。次にこの3体に一貫しているゴースト技への引き先になり、かつKP上位の多くのメガシンカポケモン達と互角に殴り合えることを評価し、を採用。次にサイクルパではどうしても不利をとってしまう相手の積みサイクルに対するコマとして、ストッパー性能の高いトリル呪い持ちのABを採用。最後にここまでの5匹だと、相手の鋼ポケモンやに対する対策が薄いこと、パーティ内に最速130族を抜けるポケモンがいないことが気になり、スカーフを採用。このように6体の並びは決まりました。ちなみにこのような工程で組んでいった本構築ですが、結果としてという選出が一番多かったため、記事のタイトルは「ヒトムレヒレグロスサイクル」としています。それでは、個別解説に入っていこうと思います。
【個別解説】
メタグロス@メガストーン
意地っ張りH28A228S252
アイへ/冷パン/アムハン/バレパン
本構築の軸です。
努力値はえびかんさんの記事の調整そのまんまですね(笑)。ミミッキュにアイへを打って怯まずに霊Zで飛ばされたら運負け主張しましょう(笑)。
PGL上では25%程度となっている(S9最終更新時点)意地っ張りで採用している理由は、端的に言うと、自分が現環境においてを採用するにあたって、陽気で採用することにあまりメリットを感じられなかったためです。自分は、現環境でを陽気で採用することで得られるメリットとして、地震を採用することによって、同士のミラーにおいて優位に立てること、やの上から岩技を打てること程度しか思いつきませんでした。本構築では、裏のポケモンとの兼ね合いもあり、地震も岩技も採用を見送ったため、意地っ張りでの採用となりました。Sラインも、最速や、準速など最低限抜いておきたいラインは抜けていて、Sが足りないことによる不自由はあまり感じなかったため、意地っ張りでの採用という選択は間違っていなかったと思います。
アムハン持ちのを使用するのは今期が初めてだったのですが、アムハンを切ったでは打点を持ちづらいやに対して打点を持てたり、やでを見ているようなパーティに対して、イージーウィンを収めることができたりと、非常に使い勝手は良く感じました。オニゴーリに対しても、自らSを下げバレパンと合わせて上からも下からも殴れるようになるため、勝率は良かったです。
バレパンは裏のやの地震、のオバヒなどで削れたやを縛れるのが強かったです。
Sを削っているため、の大きな強みであるアイへの三割怯みを押し付けられる範囲が狭まるのは少し残念でしたね(笑)。
1メガ1Zという本構築の構成上、このポケモンを選出しないとどうしてもパワー負けしてしまいやすいため、極端に刺さりの悪い構築以外にはできるだけ選出するようにしていました。選出率は1位。
カプ・レヒレ@残飯
図太いH252B196S60
波乗り/ムンフォ/リフレクター/瞑想
所謂ロリコンレヒレってやつですね(笑)。有名な調整です。
が不利をとるやに対して優秀な引き先となってくれました。一定数存在していた剣舞なりパンに対しても、剣舞なりパンをかなりの乱数で耐えて、返しの波乗り+のバレパンでそれなりの乱数で落とすことができるため、何もできずに3タテされるということは少なかったです。
また、リフレクター+瞑想によってとのコンビで、相手ののような並びにも比較的強く出ることができました。
のような並びに対して1体でそれなりに相手できる点もgoodでした。
とのコンビでの相手をする機会も多かったです。
選出率は2位。
ヒートロトム@スカーフ
控え目C252S252D4
オバヒ/ボルチェン/めざ氷/トリック
誕生日プレゼントとして大学の友人に貰っためざ氷理想個体。
このポケモンは、高い先発性能を武器に、広い範囲で活躍してくれました。交換技持ちのスカーフポケモンはやはり使いやすいですね。
ボルチェンで相手のサイクルに圧を掛けたり、周りのポケモンで削って相手のポケモンたちが消耗した後に、オバヒで相手のサイクルを破壊するという動きがシンプルながらも強力でした。
上のの紹介のところにも書いたのですが、とのコンビでの相手をすることも多かったです。しかし、に対しては、相手の炎技を1回しか受けることができなかったり、こちらのボルチェンで1発で相手を落とすことができないため、どうしてもサイクル負けをしてしまうことが少なくなかったです。
トリックはを受けに来る物理受けポケモンにスカーフを押し付けてやろうと思って採用したのですが、裏からメガやZを持ったポケモンが出てくることに怯えてしまい、あまり打つことができませんでした(笑)。トリックの枠を鬼火にしてみたりするのも面白かったかもしれません。
スカーフ持ちかつ、現環境で比較的透かされやすい電気技や、打った後にCが2段階下降するオーバーヒートを採用しているため、簡単に起点にされることのないよう慎重な技選択をすることが重要でした。しかし逆にそういった点に気を使い、裏のポケモンでもしっかりと起点回避のためのケアをしてやることができれば、種族値こそ控え目なものの、決してスペックの低いポケモンではないように感じました。
選出率は3位。
グライオン@毒々玉
慎重H244D252S12
地震/ギロチン/羽休め/挑発
自分が最も使いやすいと思っている地面枠です。長いこと受け系統の構築を使っていたので、やはり高速回復技を持ったポケモンは安心感がありますね(笑)。
レート1900くらいまでは地震ギロチン羽休め守るといった恐らくHDとしてはテンプレとなる技構成で使っていました。しかし、そこから先のレート帯で頻発するであろうレート差マッチに対応するためには、絶対に勝てない構築を作るべきではないと考え、このような技構成となりました。主に受けループや754さんパなどの入りの構築や、入りの構築に対するメタですね。
しかし、守るを切った弊害は意外にも大きく、低下力の氷技を持ったポケモンに対するHPの管理が難しくなったり、入りの構築に対する勝率が下がってしまったことが問題点となりました。
入りの構築はまだしも、入りの構築とはほとんどマッチングすることがなかったため、思い切ってそういった構築を完全に切って、守るのままにするという選択もアリだったかもしれません。
選出回数もあまり多くなかったため、このパーティを改善するならばこの枠だと思います。
選出率は6位。
カビゴン@混乱実
意地っ張りH148A4B252D100S4
恩返し/地震/リサイクル/鈍い
調整は混乱実カビゴンのよく見るやつですね。
上の構築の経緯の部分にも書いたのですが、あたりの環境トップメタのメガシンカポケモンと互角に殴り合えるのがとても強かったです。(は割と怪しいですが(笑)。)これらのメガシンカポケモンの他にも、このポケモンが現環境で互角に殴り合える範囲はかなり広かったように感じました。スペックが高い割にはまだまだ対策の薄い構築が多かったので通しやすかったです。
毒や叩き、拘りトリック、不意の高火力技など、パッと思いつくだけでも対策は少なくないですが、その分それらをしっかりとケアすることが出来れば、とても強力なポケモンだと感じました。S9最終更新の時点では、PGLのKPランキングでは52位にいるこのポケモンですが、正直もっと増えてもいいのではないかと、今シーズンこのポケモンを使っていて強く感じました。
しかし、どうしても被弾回数が多くなってしまう分、急所や追加効果による運負けは多かったです。できるだけ被弾回数を減らしながら立ち回ることが、このポケモンを使う上では重要に感じました。
選出率は4位。
ミミッキュ@ミミッキュZ
意地っ張りH164A156B188
じゃれ/影打ち/トリル/呪い
普通のABです。個体は自分が今まで使っていたものをそのまま流用しましたが、ABミラー意識で少しSを振るべきだったかもしれません。
やが相手の積みアタッカーに対して、比較的隙を見せやすいため、ストッパーとして採用したこのポケモンはなかなかに重宝しました。
構築単位で重たいはのトリル→呪いからもしくはに繋ぐことで対処していました。
また、こちらのと相手のの対面を作ってしまった際の一応の引き先にもなります。しかし、相手もそれを読んで、格闘技や積み技を打たずに、鋼技から入ってくることも少なくなかったため、安定はしなかったです。それでも不利な対面を択まで持ち込むことはできるため、相手のに対する多少の牽制にはなっていたと思います。
と合わせて終盤増えつつあったの対策となっていた点もgoodでしたね。
選出率は5位。
【選出】
・基本選出→
・対→@1
・対→@1
・対受けループ→
・対→
【重いポケモン、キツイ並び】
・メガリザードンY
上のの紹介のところでも書いたように、相手の炎技でゴリ押しされてこちらのサイクルが崩壊し、そのまま負けてしまうという展開が多かったです。
また検定のできない自分は、相手のパーティにがいるだけで、or+という選出を半強制されるのもしんどかったです。
・火炎玉ミロカロス
黒い霧持ちに対しては、突破手段がのギロチンくらいしかないです。のトリックで頑張ってスカーフを押し付けるかのギロチンでお祈りしましょう。
・ペリラグ+ナットレイ
雨パがそもそも少ないこともあって、この選出をされたことはありませんでしたが、恐らく厳しいと思います。に呪いがなければ、で無理やり呪いを積んで突破。に呪いがあったらにを合わせてギロチンで無理やりサイクル破壊するしかないでしょう。
・ヤミヌケ+エアームド
どう頑張っても崩せないです。おとなしく降参しましょう。にステロがなければ相手からの有効打もないため、でクルクルしてれば、もしかしたら時間切れを狙えるかもしれません。やったことないからわからないです(笑)。
【最終結果】
TN…アポロ
最高最終レート…2153
最終順位…22位
祝ボスラッシュ出場可能圏内!
自分としてはできすぎた結果となりました。
とは言っても、分不相応な結果であることは自覚しているので、これからも精進していきたいと思います。
【最後に】
改めて皆さんS9お疲れさまでした!
自分としては、最高レートを150以上も更新でき、またシーズンを通して様々な方と交流を深めることができ、大変満足のいくシーズンとなりました。
構築も、自分が今まで作ってきたものの中では、一番完成度の高いものが作れたと思います。
S10はS7~S9のように大学の長期休みが重ならず、満足のいくようには潜れないかもしれないですが、やれるだけ頑張ってみようと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました!